南紀高松焼 染付桃源遷居図筒花生
名称ふりがな | なんきたかまつやきそめつけとうげんせんきょずつつはないけ |
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大分類 | 工芸 |
種類補足 | 陶磁器 |
員数 | 1口 |
材質 | 南紀高松焼 |
付属品 | 塗箱・包裂 |
法量まとめ | 高さ36.5 口径18.3 底径19.2 |
時代 | 江戸 |
世紀 | 19 |
時期 | 後期 |
寄贈・寄託者名 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 胴に染付で描かれているのは、小舟の浮かぶ川の両岸で満開に咲く桃の花で、一人の漁夫が桃の花の咲く川を遡ってゆくと仙境があったという中国の桃源郷の伝説を主題としており、余白には「桃源僊居図」と記されている。南紀高松焼は、紀州で初めて本格的に築かれた磁器焼成窯で、その技術的水準は同時期の南紀男山窯を凌ぐとされる。この筒花生は、その南紀高松窯の製品の中でも、すぐれた作品のうちの一つである。 |