貼交屏風
名称ふりがな | はりまぜびょうぶ |
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大分類 | 絵画 |
員数 | 6曲1双 |
作者 | 狩野興甫 |
材質 | 絹本著色 |
付属品 | なし |
法量まとめ | 縦127.5 横43.0 |
時代 | 江戸 |
世紀 | 17 |
時期 | 前期 |
寄贈・寄託者名 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 狩野興甫(?~1671)は、父・興以の跡を継ぎ、寛永4(1627)年百石で紀州藩のお抱えとなった狩野派の絵師で、万治3(1660)年家督を息子・興益にゆずり隠居、寛文11(1671)年に没した。子孫は以後代々紀州藩御用絵師をつとめ、一般に「紀州狩野」として知られている。この屏風は、六曲一双の右隻に滝山水・白衣観音・猫に牡丹・冬景山水図・大黒天・雲龍、左隻に恵比寿・布袋・白鷺・文殊・達磨・雲龍を配するもので、各扇に「興甫筆」の落款と「狩野」の朱文方印が認められる。 |