太田焼 鉄釉釣花生
名称ふりがな | おおたやきてつゆうつりはないけ |
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大分類 | 工芸 |
種類補足 | 陶磁器 |
員数 | 1点 |
材質 | 太田焼 |
付属品 | 杉箱・包裂・木札 |
法量まとめ | 高さ11.5 口径15.6 |
時代 | 近代 |
世紀 | 19 |
時期 | 明治 |
元号 | 明治 |
西暦 | 1875-1879 |
寄贈・寄託者名 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 太田焼は、明治8(1875)年から同12年頃の短期間、現在の和歌山市太田で稼働していた窯である。製品は、偕楽園焼を模した交趾写と、鉄釉の上に灰釉をかけて窯変させた海鼠(なまこ)釉の二手があり、輸出向けに焼かれたものと言われている。この作品は、丸底の本体に十字に交叉する吊り手をつけた釣花生で、典型的な海鼠釉が全体にかかり、窯の特徴がよく表れている。底部中央に「物化堂製」の印刻銘がある。 |
テーマ | 装い |