根来塗 指樽

名称ふりがなねごろぬりさしだる
大分類工芸
種類補足漆工
員数1点
材質根来塗 
付属品塗箱
法量まとめ縦12.2 横42.7 高さ33.0 口径3.4
時代江戸
世紀16
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 角形の胴部上面中央に、半球形の注口座と円筒形の注口を設け、蟇股形の台脚を付けた酒樽である。注口部の両側に菊座付きの銅製鍍金金具を取り付け、提緒を通していたようであるが、提緒は亡失している。また、注口には栓がはまっていたと思われるがこれも失われている。角形の胴部の辺に沿って一段低く面を取り黒漆を塗るほか、注口部も黒漆塗りとする。表面に荒れや断文、剥離が目立つが、麻布を下貼りした堅牢な作りである。表面に荒れや断文、剥離が目立つが、麻布を下貼りした堅牢な作りで、器種も珍しい。

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