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那智疊巒図

名称ふりがななちじょうらんず
大分類絵画
員数1幅
作者野呂介石
材質絹本著色
付属品桐箱
法量まとめ縦101.9 横49.1
時代江戸
世紀19
時期後期
元号文化2
西暦1805
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 野呂介石(1747~1828)は、和歌山紺屋町の大年寄の家に生まれ、紀州藩の儒官伊藤蘭嵎に儒学を、京都の池大雅に絵画を学んだ。また、物産方として藩に出仕し、熊野や大台山系を踏査した。本品は、那智滝の周辺を描くもので、真景図に近いが樹木などの点景は池大雅風であり、彼の画歴を物語っている。介石の作品は水墨や淡彩のものが多いが、本品は濃彩緻密なもので、代表作のひとつである。落款により介石59歳(文化2(1805)年)の筆であることがわかる。
テーマまつり/いのり

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