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詩書屏風

名称ふりがなししょびょうぶ
大分類書跡
員数六曲一隻
作者祇園南海
材質紙本墨書
付属品なし
法量まとめ各縦127.5 横53.0(各扇縦175.2 横59.3)
時代江戸
世紀18
時期中期
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 中国・元末明初の代表的詩人・高啓(高季迪、1336~74の連作の七言律詩「梅花九首」のうち、祇園南海が6首を選んで行草体で条幅6枚に書し、六曲1隻の貼交屛風としたもの。元・明時代の中国の書の影響を受けた、いわゆる「唐様」の書風で、南海の細手で流麗な筆さばきが美しい。高啓は、長洲(江蘇省蘇州)の出身で、『元史』の編纂にあたったが、すぐに下野した。その時代随一の詩人として高く評価され、平易明快で率直な感情に満ちた詩は、江戸〜明治時代の日本でも愛読され、詩作の手本として流行した。
テーマまつり/いのり

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