役行者像

名称ふりがなえんのぎょうじゃぞう
大分類絵画
員数1幅
材質絹本著色
付属品桐内箱(紙蓋付)・塗外箱(紙蓋付)・太巻軸・巻止・旧表装メクリほか
法量まとめ縦81.2 横32.7
時代室町
世紀16
時期後期
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 役行者(後小角)の画像としては古い資料は少なく、元徳3(1331)年銘を持つ日光・輪王寺本や室町時代の根津美術館本が知られているが、本図はそれらに続く時期の資料である。根津美術館本と構図は類似しており、頭巾を被り、衲衣の上に袈裟をつけ、その上に葛衣をまとって、従者の前鬼・後鬼を伴う。ただ、根津美術館本が左手に杖、右手に独鈷をもつのに対して、本図では左手に数珠、右手に独鈷をもち、杖は前鬼が持つ点が異なる。
テーマまつり/いのり、装い

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