鞆淵惣荘置文(木札)

名称ふりがなともぶちそうしょうおきぶみ きふだ
大分類複製
員数1面
材質木製
付属品段ボール箱
法量まとめ縦34.2 横134.7
時代現代
世紀20
元号平成6
西暦1994
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 南北朝時代の中ごろ(貞和・観応年間)、鞆淵荘では惣の農民と下司・鞆淵氏との間で激しい武力抗争が生じていたが、原品は、この「鞆淵動乱」の中で、確かな証拠のない債券や債務も、どのような権威にたよって主張しても一切認めないということを木札に記した掟書である。多くの署名がみえるが、上段の重金は宗教的指導者、中段の宗久以下8名は動乱の指導的人物の「八人御百姓」、下段の則行以下12名は鞆淵各地区の番頭であると考えられる。原品は、鞆淵八幡神社に伝来している。

PageTop