粉河寺参詣曼荼羅図

名称ふりがなこかわでらさんけいまんだらず
大分類複製
員数1幅
材質コロタイプ
付属品桐箱・紙たとう箱
法量まとめ縦152.6 横139.8
時代現代
世紀20
元号平成6
西暦1994
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 本堂を中心に画面一杯に粉河寺境内を描き、特に参詣順路にあたる大鳥居・大門橋・大門・中門・開帳堂を大きく描く社寺参詣曼荼羅。下段左の茶屋、大門橋たもとの井戸水汲みなどの風俗も点景として描かれている。さらに、開山堂において猪を射る孔子古と行者堂の童男行者の前に千手観音が地中より涌現する縁起もみえる。原品は、粉河寺の天正回禄(火災焼失)の再興時の作と思われ、同寺蔵の「梵鐘勧進状」(天正17年)とともに勧進に用いられたと推測される。

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