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墨梅図
| 名称ふりがな | ぼくばいず |
|---|---|
| 大分類 | 絵画 |
| 員数 | 1幅 |
| 作者 | 祇園南海 |
| 材質 | 紙本墨画 |
| 付属品 | 桐箱 |
| 法量まとめ | 縦98.7 横27.9(表装縦173.2 横44.4) |
| 時代 | 江戸 |
| 世紀 | 18 |
| 時期 | 中期 |
| 寄贈・寄託者名 | 和歌山県立博物館 |
| 解説 | 祇園南海による墨梅図で、画面に大きく白梅の枝を配し、枝條や花弁など教則に即応しながらも、それを止揚した練達の筆致がみられ、一見粗笨ながら随所に配意のあとが感じられる作行である。画面左に「疎影横斜暗香遠 一枝畄得菖風流」の賛語を書す。これは林和靖の七言律詩「山園小梅」の頷聯「疎影横斜水清浅 暗香浮動月黄昏」を意識したものであろう。款は「阮瑜」とのみ記し、「挟飛仙以遨游」という蘇軾・前赤壁賦からの引用による朱文楕円印を捺す。なお左端に「宗琅之印」「指津」の押印がみられるが、京都妙心寺塔頭・蟠桃院嗣住の指津宗琅(1726~1786)の鑑蔵印であろう。 |
| テーマ | まつり/いのり |