乳岩図
名称ふりがな | にゅうがんず |
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大分類 | 典籍 |
員数 | 1冊 |
材質 | 紙本著色 |
付属品 | なし |
法量まとめ | 縦23.2 横17.2 |
時代 | 江戸 |
世紀 | 19 |
時期 | 後期 |
元号 | 文化8 |
西暦 | 1811 |
寄贈・寄託者名 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 江戸時代後期の外科医・華岡青洲(1760〜1835)による乳癌手術について、門人・赤岩希范(1785〜1847)がまとめた「乳岩図譜」の写本。原本を写したと思われる淡彩のスケッチが多く含まれる。構成は、手術に用いたコロン・メスとバヨネット型剪刀の図、手術の手順図の後に、7件の術例(患者情報や切除した病巣部の図など)が記され、末尾に文化6年(1809)の赤石希范の跋文が書写されている。文化8年に春林軒で書写したという奥書がある。 |