和国百女

名称ふりがなわこくひゃくじょ
大分類典籍
員数1冊
作者菱川師宣(画)
材質版本
付属品なし
法量まとめ縦26.2 横18.9
時代江戸
世紀17
時期前期
元号元禄8刊
西暦1695
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 浮世絵の開祖とされる菱川師宣(?~1694)が描いた「百女図」を、元禄8年正月、書林松會朔旦が後世に伝えるべく板行した版本『和国百女』の中には、この時期の熊野比丘尼の姿が描かれている。小袖に黒帯を締め、黒い帽子で髪を包んだ上に女笠を目深にかぶるその容姿には、艶かしさを感じさせる。江戸時代も半ばにさしかかり、遊女化した「歌比丘尼」としての様態を伝えている。図様は、MOA美術館所蔵「歌比丘尼図」とよく似ている。

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