南海詩訣

名称ふりがななんかいしけつ
大分類典籍
員数1冊
作者祇園南海
材質版本
付属品なし
法量まとめ縦25.7 横17.8
時代江戸
世紀18
時期中期
元号天明7刊
西暦1787
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説紀伊藩の儒官・祇園南海(1676~1751)が、生前に門人に口授したことを、漢字片仮名交じり文でまとめて、没後に刊行された詩論で、詩の鑑賞法や作り方を、初心者向けに分かりやすく説明する。内容は、三つの部分に分けられ、一字題の詩について、詩句における雅と俗の用法について、そして古詩や古風について述べられている。江村北海・祇園長幹・細合半斎・篠崎三島の序文を得て、和歌山城下新通の書肆・田中(綛田屋)平右衛門をはじめ、京都・大坂の書肆から刊行された。

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