西行物語絵巻断簡
| 名称ふりがな | さいぎょうものがたりえまきだんかん |
|---|---|
| 大分類 | 絵画 |
| 員数 | 1幅 |
| 材質 | 紙本著色 |
| 付属品 | 桐箱(紙蓋付) |
| 法量まとめ | 縦31.4 横47.8 |
| 時代 | 江戸 |
| 世紀 | 19 |
| 時期 | 後期 |
| 寄贈・寄託者名 | 和歌山県立博物館 |
| 解説 | 『西行物語絵巻』は西行の出家から、吉野・熊野・伊勢・中国・四国・東国への流浪の旅を続けたのち、東山双林寺での入滅までの生涯を描いた絵巻物である。13世紀中ごろのものをはじめ、4系統の異本が知られている。当館所蔵のこの資料は、明応9(1500)年に製作された海田采女佑本系統の江戸時代後期の写本の断簡で、白衣の山伏姿の西行が那智の滝の霊気にうたれ、たたずむ場面を描いている。なお、この断簡は海田采女佑本の1つである渡辺家本の巻3の第9紙目にほぼ相当する。 |
| テーマ | まつり/いのり、海 |