徳本上人像

名称ふりがなとくほんしょうにんぞう
大分類絵画
員数1幅
作者円碩(写)
材質紙本著色
付属品桐箱・巻止・旧装裏書メクリ
法量まとめ縦127.1 横32.4
時代江戸
世紀19
時期後期
元号文化10
西暦1813
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 江戸時代中期の浄土宗の念仏行者である徳本(1758~1818)は、紀伊国日高郡志賀村(日高郡日高町)の出身で、27歳のとき往生寺(御坊市)の大円について出家した。念仏の行を積み、文字を習わずして仏道の奥旨をきわめたといわれ、長髪長爪のまま各地を教化してまわった。その足跡は、紀伊をはじめ畿内・関東・北陸に及んだ。本図は、印を結んで牀座に座す肖像の上方に、徳本自筆の特異な筆跡を印刷した名号のほか、定玄の賛が円碩の筆で和歌とともに書されている。
テーマまつり/いのり

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