熊野懐紙(陽明文庫本)

名称ふりがなくまのがいし
大分類複製
員数3幅
作者後鳥羽法皇・藤原家隆・寂連(原筆)
材質紙本墨書
付属品桐箱・紫包裂3
法量まとめ(家隆)縦29.2 横42.5 (後鳥羽院)縦29.3 横47.1 (寂蓮)縦29.3 横42.5
時代現代
世紀20
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 後鳥羽天皇は、譲位後たびたび熊野参詣をしたが、その途上、処々の王子において法楽供養と旅情の慰めをも兼ねて歌会を催した。歌会に参加した人々が自詠の歌を書して差出したものが熊野懐紙である。この熊野懐紙の原品は、陽明文庫の所蔵(国宝)で、後鳥羽院・藤原家隆・寂蓮による三幅の掛軸で、いずれも天治2(1200)年のものと推定されている。

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