弁顕密二教論・般若心経秘鍵・吽字義・即心成仏義(高野版)

名称ふりがなべんけんみつにきょうろん はんにゃしんぎょうひけん うんじぎ そくしんじょうぶつぎ
大分類典籍
員数5冊
作者空海(撰)
材質版本
付属品なし
法量まとめ各縦24.3 横16.7
時代江戸
世紀17
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 鎌倉時代から江戸時代にかけて高野山で刊行された高野版の版本で、4点とも空海の撰述にかかる真言密教の重要な聖教である。版木を用いて両面に、経文と返り点・送り仮名を印刷し、粘葉装の装丁とする。「般若心経秘鍵」には、刊記に「右筆甲州暁善」とあり、永禄7年(1564) の刊本の後印本として江戸時代前期に印行されたものであろう。状態から見て、他の3点も同じ時期の印行と考えられる。

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