弘法大師行状記図会

名称ふりがなこうぼうだいしぎょうじょうずえ
大分類典籍
員数5冊
材質紙本墨刷
付属品なし
法量まとめ縦25.8 横19.0
時代江戸
世紀18
時期中期
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 弘法大師空海(774~835)の生涯の事績を描いた絵巻物は、南北朝時代ころまでに、6巻本・10巻本・12巻本などが成立するが、江戸時代に入ると、版本・冊子のものが登場する。これらは、文禄5年(1596)に木食応其(1537?~1608)によって開版されたと伝えられるが、詳しいことは不明である。詞書や図は、絵巻物の諸本から引用され、再構成されている。このような版本は、大量に印刷されて、弘法大師信仰の広がりに寄与したものと思われる。

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