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道成寺縁起(A-1本)

名称ふりがなどうじょうじえんぎ
大分類絵画
員数1巻
作者狩野松林惇信
材質紙本著色
付属品杉箱
法量まとめ縦25.9 全長1143.3
時代江戸
世紀18
元号享保5
西暦1720
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 いわゆる「道成寺伝承」を絵巻にしたものであるが、一部の場面・詞書を除いて、道成寺に伝来する「道成寺縁起」2巻(室町時代後期・重要文化財)の直接的な影響はみられない。この伝承の主題である法華経供養の場面が省略されている点は、きわめて特徴的である。また、冒頭の安珍と清姫が対面する場面や安珍の寝所に清姫が訪れる場面などは、その近世的な風俗とともに新しい要素が認められる。巻末に、「延長六年子八月之事也。享保三年迄七百九十三年ニ成ル」という奥書がある。
テーマまつり/いのり

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