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詩書山水図貼交屏風
| 名称ふりがな | ししょさんすいずはりまぜびょうぶ |
|---|---|
| 大分類 | 絵画 |
| 員数 | 六曲一双 |
| 作者 | 野呂介石・伊藤蘭嵎 |
| 材質 | 紙本墨書淡彩 |
| 付属品 | なし |
| 法量まとめ | 各紙 縦132.3 横54.0 |
| 時代 | 江戸 |
| 世紀 | 18 |
| 時期 | 中期 |
| 元号 | 安永9 |
| 西暦 | 1780 |
| 寄贈・寄託者名 | 和歌山県立博物館 |
| 解説 | 紀州の三代文人画家のひとり・野呂介石(1747~1828)の師であり、紀州藩の著名な儒学者であった伊藤蘭嵎(1694~1778)が書した『唐詩選』収録の五言絶句六首(孟浩然「春暁」、李白「秋浦歌」、王維「竹里館」、楊炯「夜送趙縦」、李白「独坐敬亭山」、韋応物「秋夜寄丘二十二員外」)に、介石が山水図6面(「春景山水図」、「江村帆舟図」、「竹林茅屋図」、「柳亭送別図」、「山中高士図」、「松下独眠図」)をそれぞれの詩趣にあわせて作画した合作の貼交屏風である。款記の「庚子」は、安永9年(1780)、介石34歳の年にあたり、介石初期の作品であることがわかる。 |