太平記

名称ふりがなたいへいき
大分類典籍
員数21冊
材質紙本墨刷
付属品
法量まとめ縦27.7 横19.9
時代江戸
時期中期
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 文保2年(1318)から貞治7年(1368)ごろまでの約50年間の南北朝内乱を叙述した軍記物語で、1370年ごろには原形が成立したと考えられている。江戸時代初頭から版本が流布し、江戸時代の史学・文学に大きな影響を与えた。南北朝の内乱は紀州にも深い関わりがあるため、本書に叙述されている事項は多い。本品は、剣巻を載せ、17世紀前半に刊行された片仮名交じり本に、片仮名の振り仮名・句点・返り点を加えた形で、17世紀後半に刊行された、整版全21冊揃の完本である。

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