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瑞芝焼 青磁六ツ葵唐草文火鉢

名称ふりがなずいしやきせいじむつあおいからくさもんひばち
大分類工芸
種類補足陶磁器
員数1口
材質瑞芝焼
付属品塗箱・包裂
法量まとめ高さ21.0 口径23.5 底径18.5
時代江戸
世紀19
時期後期
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 瑞芝焼は、鈴丸焼・滅法谷焼ともよばれ、和歌山城下の鈴丸(和歌山市畑屋敷新道丁付近)で、享和元年(1801)に岡崎屋・阪上重次郎がはじめたとされる。当初は民窯であったが、紀伊徳川家10代藩主・治宝がその色彩を愛でて「瑞芝堂」と命名し、次第に藩の御用窯的な性格を持つようになった。この火鉢は、瑞芝焼の優品のひとつで、深みのある淡緑色の釉薬と、手彫による肥痩のない沈線であらわした葵唐草文の文様が美しい。底部端に、単枠内に楷書体で「南紀瑞芝堂製」印の陰刻銘が捺されている。
テーマ装い

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