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梅月図屏風

名称ふりがなばいげつずびょうぶ
大分類絵画
員数6曲1双
作者野際白雪
材質紙本墨画
付属品杉箱
法量まとめ縦165.5 横364.0
時代江戸
世紀19
時期後期
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 野呂介石の弟子で紀州藩のお抱え絵師となった野際白雪(1773~1849)が描いた梅月図屏風である。「丁亥夏日写」・「蔡徴」・「群玉斎」・「白雪」・「蔡徴印」・「蔡伯亀」の落款・印章から、文政10年(1827)、白雪51歳の筆であることがわかる。今日まで知られている野際白雪の作品は数多いが、この屏風は最も大作であり、代表作と目されるものである。梅の大樹の周囲に水の流れを配し、上方には外隈で月を表現する。梅を愛したことで知られる林和靖による漢詩の有名な一節、「疎影横斜水清浅、暗香浮動月黄昏」にもとづく作品であろう。
テーマまつり/いのり

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