山水図

名称ふりがなさんすいず
大分類絵画
員数1幅
作者大岡雲峰
材質絹本墨画
付属品なし
法量まとめ縦125.8 横54.8
時代江戸
世紀19
時期後期
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 大岡雲峰(生没年不詳)は、紀伊藩江戸詰めの武士で、南画家としても知られ、明治維新前後に和歌山に逗留し、紀州の近代画人を養成した。本図は、月光の下、崖に生えた松の巨木を見上げながら、舟の上で酒宴を催す様子を描く。画面上方に、「梅花道人」(藤堂梅花か)に倣うという雲峰の款記と、藩校督学の山本楽所(1764~1841)による、蘇東坡の詩賦にもとづく五言絶句の漢詩が記される。伝世資料の少ない画人の作品として貴重である。
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