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山水図*

名称ふりがなさんすいず
大分類絵画
員数1幅
作者祇園南海
材質紙本淡彩
付属品桐内箱(紙蓋付)・杉外箱・巻止
法量まとめ縦31.6 横53.4
時代江戸
世紀18
時期中期
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 祇園南海が山水図を描き、画面右上の余白に紀州藩の儒学者・伊藤蘭嵎(1694~1778)が著讃したもの。讃は「二水中分白鷺洲」とある。南海は絵画に自作の詩文を著讃するのが普通で、本品のように別人の讃を期して絵画を描いた例は珍しい。この作品は、伊藤蘭嵎が紀州藩に再び勤仕して間もない延享3~4年頃に描かれたものと考えられ、数少ない南海の山水図の中でも最晩年期に位置付けられる、貴重な1幅である。
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