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七律詩書

名称ふりがなしちりつししょ
大分類書跡
員数1幅
作者祇園南海
材質紙本墨書
付属品杉箱・書付(売立札)
法量まとめ縦133.2 横29.2(表装縦200.2 横45.8)
時代江戸
世紀18
時期中期
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説祇園南海自作自筆の七言律詩で、海上から紀三井寺をながめて詠んだもの。『南海先生文集』巻之三に、紀三井寺を詠んだ他の2首とともに、「遊紀三井山題大悲閣」と題してほぼ同じ詩が収録される。第5句の「龍泉歴三級」とは、紀三井寺の三井水をあらわす。また、第7・第8句で蓬萊や不老不死の薬にふれるのは、紀三井寺開山の為光上人が、病気に応じて薬を作れる応同樹という木を、竜宮から持ち帰ったという伝説による。
テーマ海、まつり/いのり

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