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南紀男山焼 染付不老橋図菓子鉢
名称ふりがな | なんきおとこやまやきそめつけふろうばしずかしばち |
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大分類 | 工芸 |
種類補足 | 陶磁器 |
員数 | 1口 |
材質 | 陶磁器 |
付属品 | 桐箱・包裂 |
法量まとめ | 高さ7.6 口径21.3 底径9.0 |
時代 | 江戸 |
世紀 | 19 |
時期 | 後期 |
寄贈・寄託者名 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 内側の見込中央に葦と蟹を配し、胴の外側には不老橋を描き、背景に月と妹背山を添える。胴の余白に「身に積もる秋も思わで和歌の浦の、月は老せぬ橋に愛でまし」(原文は万葉仮名による)という不老橋と和歌浦の月を詠んだ和歌も書かれている。同種の作品がいくつか知られるが、それらには藩主・治宝を讃えた別の和歌が記されており、本品ではその和歌を改変したものと思われる。このことから、本品の製作時期は、治宝が没した嘉永6年(1853)ころと比定することも可能であろう。高台内に、「南紀男山」の染付銘がある。 |
テーマ | 食事、装い、海 |