梅図

名称ふりがなうめず
大分類絵画
員数1幅
作者祇園尚濂
材質紙本墨画
付属品桐箱
法量まとめ縦134.0 横53.3
時代江戸
世紀19
時期後期
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 祇園尚濂(1713~91)は、祇園南海(1676~1751)の二男で、南海の跡を継いで、明和4年(1767)に藩の儒学者となった。詩文を得意とし、絵はほぼ独学で、現存する作品の大半は梅を描いたものである。本品も、そうした作例で、画面右上から梅の枝をダイナミックに配する。南海の絵の影響もあるが、やや稚拙で大胆な点が特徴である。自筆の五言二句と款記を、余白に配する。

PageTop