七律詩書

名称ふりがなしちりつししょ
大分類書跡
員数1幅
作者田中岣嶁
材質紙本墨書
付属品桐箱・紙たとう箱・巻止・旧装裏書メクリ
法量まとめ縦82.6 横28.2
時代江戸
世紀18
時期中期
元号明和6
西暦1769
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 紀伊藩士で漢詩人の田中岣嶁(1695~1770)による、自作自筆の七言律詩。岣嶁は、祇園南海(1676〜1751)に師事して漢詩を学び、南海の詩を集めた『南海先生文集』五巻を天明4年(1736)に刊行したほか、自らの漢詩集『岣嶁詩集』も出版した。この詩は、紀伊藩藩校の提学・木村滄洲(享保ごろの人)との詩のやりとりの中で作られたものである。和歌山城下の西にあった居宅に、滄洲が訪れた時のことを詠む。

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