地蔵菩薩坐像(地蔵峰寺)

名称ふりがなじぞうぼさつざぞう
大分類複製
員数1躯
材質FRP(原品は石造)
付属品台座(200×200×80)
法量まとめ高さ147.5
時代現代
世紀20
元号昭和55
西暦1980
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 原品は、藤白峠の頂上にある地蔵峰寺(下津町)にある砂岩製の坐像で、重要文化財に指定されている。法衣をまとい、左手に宝珠、右手に錫杖を執って坐し、舟形の光背には如来坐像と2躯の地蔵菩薩立像が浮彫にされている。光背の背面には、「勧進聖楊柳山沙門心静、元亨三年癸亥十月廿四日、大工薩摩権守行経」という陰刻銘がある。心静は紀州の真義真言宗の僧、行経は鎌倉時代石造美術の伊派の石工である。なお、原品には石造の蓮華座が付属している。

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