七絶詩書
| 名称ふりがな | しちぜつししょ |
|---|---|
| 大分類 | 書跡 |
| 員数 | 1幅 |
| 作者 | 菊池海荘 |
| 材質 | 紙本墨書 |
| 付属品 | なし |
| 法量まとめ | 縦132.8 横30.4 |
| 時代 | 近代 |
| 世紀 | 19 |
| 元号 | 明治6年 |
| 西暦 | 1873 |
| 伝来 | 田中敬忠コレクション |
| 寄贈・寄託者名 | 和歌山県立博物館 |
| 解説 | 菊池海荘による、自作自筆の七言絶句。冬の和歌浦を描写したもので、海上の舟から、紀州東照宮を遠く望んでその情景を述べる。冬の嵐が、東照宮の鎮座する権現山を吹きすさぶが、自らの乗る舟の上だけ、ぽっかりと晴れた、この季節独特の天候の変わりやすさをうまく表現している。また、単なる自然の情景だけでなく、幼い子供が理由もなく泣きじゃくるところは、生活感もとりまぜた構成になっている。 |
| テーマ | 海 |