西浜御殿之図

名称ふりがなにしはまごてんのず
大分類古文書
員数1枚
材質紙本墨画
付属品なし
法量まとめ縦78.0 横54.6
時代江戸
世紀19
時期後期
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 西浜御殿は、現在の県立和歌山工業高校のあたりに所在した紀州徳川家の別邸である。10代藩主徳川治宝は、文政7(1824)年に斉順に藩主の地位を譲り隠居し、西浜御殿を住居とした。そして82才で死去するまでの26年間、ここで隠然たる勢力をもち続けた。また御庭焼などの治宝の文芸活動の主要な舞台ともなった。西浜御殿の造営は、2代藩主光貞(1626~1705)の時代に遡るといわれるが、治宝の時代、記録に残るだけでも天保4(1833)年、弘化2 (1845)年と大規模な増改築が行われている。

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