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三羽鶴図

名称ふりがなさんばづるず
大分類絵画
員数1幅
作者真砂幽泉
材質紙本著色
付属品桐箱・紙たとう箱・巻止
法量まとめ縦37.1 横52.1
時代江戸
世紀19
時期後期
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 真砂幽泉(1770~1835)は田辺領三栖組の大庄屋で、のちに藩の御用絵師もつとめた。狩野探幽(1602〜74)の流れを汲む鶴沢派の3代目・法眼探索(1729〜97)とその子探泉(1755〜1816)に画技を学んだ。画風は、新意を禁じ師資相承を重んじる狩野派の形式主義を踏襲する。本品は、丹頂鶴のつがいと幼鳥を描いた作品である。画題の鶴は、その優美な姿と長寿・夫婦愛を表す吉祥画題として、古来から好んで描かれてきたものである。画面右下に、「眞砂」(白文方印)の款印が捺される。
テーマまつり/いのり

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