本居大平像

名称ふりがなもとおりおおひらぞう
大分類絵画
員数1幅
作者金原白玉斎
材質絹本著色
付属品桐箱・巻止
法量まとめ縦115.1 横29.3
時代江戸
世紀19
時期後期
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 本居大平(1756~1833)は松阪に生まれ、13歳で本居宣長に入門し、44歳の時に、宣長の嫡子・春庭に代わり、宣長の養子となって本居家を継いだ。享和2 (1802)年に家督を相続して和歌山藩に出仕し、文化6(1809)年には和歌山に移住した。藩主の信任は厚く、古典を進講したほか、「紀伊続風土記」の編纂にもあたった。本居大平の画像は、本居宣長記念館本ほか数種知られている。本図は、和歌山出身の画人と思われる金原白玉斎(1784~1826)が描いた大平の肖像画で、本図を含めいずれも自筆の賛を記すが、その和歌はわずかずつ異なる。本図では裃姿に脇差を腰に差した肖像の上に、「真直なるやまとごころにまなばずば、神のまことの道をうけえじ」という自賛が記されている。

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