圓珠院旧蔵堂内荘厳具
名称ふりがな | えんじゅいんきゅうぞうしつないしょうごんぐ |
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大分類 | 工芸 |
員数 | 2組14点 |
付属品 | 杉箱 |
法量まとめ | (1)水引縦57.0 横381.2 法被縦206.4 横58.0 (2)水引縦53.1 横380.0 法被縦263.4 横52.5 |
時代 | 戦国 |
世紀 | 16 |
寄贈・寄託者名 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 愛宕権現社の別当寺院・園珠院(和歌山市)の内仏道場で用いられた荘厳具。左右の来迎柱に架ける法被と、来迎柱をつなぐ長押にかける水引で、(1)赤地葵唐草文様金襴の裂を主体とするものと、(2)赤地牡丹唐草文様錦の裂を主体とする2種類がある。収納する杉箱の箱書によると、(2)は紀伊徳川家10代藩主・治宝(1771~1852)の側室・おさえ(1781~1849)が弘化3年(1846)12月に奉納したものである。この杉箱に、荘厳具2組と華鬘2点、および明治41年(1908)に福蔵院(海南市)に奉納された打敷(大1・小2)と、榎本遊谷(1848~1923)が童子像を描いた幟旗2旒が収納されていた。 |