明恵上人夢記断簡(三月五日夜の夢)

名称ふりがなみょうえしょうにんゆめのきだんかん
大分類書跡
員数1幅
作者明恵
材質紙本墨書
付属品桐箱
法量まとめ縦28.4 横2.6
時代鎌倉
世紀13
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 湯浅党出身の僧である明恵房高弁(1173~1232)が見た夢の内容を記した「夢記」の断簡。本文11行、年未詳で前欠・後欠ながら、3月5日夜の夢が記される。その内容は、恵日房成忍を呼び串柿を与え、それに対し成忍が戯れで応答したというものである。「高弁」と自称していることから、承元4年(1210)以降に記されたものであることが分かる。「夢記」に、明恵の弟子で画僧の成忍が登場するのは、本資料のみである。
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