貴志中村薬師講文書 附鰐口

名称ふりがなきしなかむらやくしこうもんじょ
大分類古文書
員数157点
時代江戸~近代
世紀19-20
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 貴志荘中村(現在の和歌山市中)の住民が組織した薬師講伝来の古文書。宝暦13年(1763)から書き継がれた志納米三升宛帳、天明4年(1784)の御薬師御仲定帳など、18世紀後半の史料をはじめ、慶応4年(1868)~昭和戦前期にかけての御薬師御仲両度初穂帳・御薬師御仲金貸附帳・座送り一札などで、近世~近現代にわたる講の動向が把握できる。この薬師講は、令和2年(2020)まで存続していた。銅製鰐口が付属するが、その他の本尊像・仏具は霊現寺(和歌山市湯屋谷)に寄贈された。

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