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自大坂至江戸廻船図

名称ふりがなおおさかよりえどにいたるかいせんず
大分類絵画
員数1巻
材質紙本木版墨刷
法量まとめ縦25.3 横1214.1
時代江戸
世紀18
元号安永2
西暦1773
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 紀伊半島を含め、大坂から江戸までを結ぶ廻船の航路を、陸地側から描いた海路図。大坂から江戸までの距離は海上約269里半とされ、主要地点ごとに小刻みに里程が記されている。海は青、陸は黄に彩色、陸地の山並みは緑で、人家や寺社も描かれているが限定的である。海上には里程だけでなく、廻船の運行に必要な情報(風・磯・浅瀬など)が各所に記されている。奥書により、安永2年(1773)に成立したものとわかる。阿波藩主・蜂須賀家の「阿波国文庫」印が、巻頭・巻末に捺されている。
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