熊野権現縁起絵巻

名称ふりがなくまのごんげんえんぎえまき
大分類絵画
員数3巻
材質紙本著色
法量まとめ(上)縦28.3 全長1068.7 (中)縦28.3 全長759.6 (下)縦28.3 全長958.3
時代江戸
世紀17-18
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 熊野三所権現が天竺より飛来したとする「熊野の本地」と称される縁起を、詞書と絵によって示した絵巻で、上中下の3巻が完存する。本紙は斐紙を用いて、絵の天地は墨界、詞書の天地は銀界とし、絵は濃彩でおおらかな筆致によって描かれ、詞書は流麗な草書体とする。流布本の系統のうち、絵・詞書ともに岡山・武久家本に近似している。福井県内居住の個人宅に伝来した資料。

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