天目茶碗 銘 旭

名称ふりがなてんもくぢゃわん めいあさひ
大分類工芸
員数1口
材質陶製
法量まとめ高さ6.7 口径11.8 底径3.8
時代中国・南宋
世紀12-13
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説  禾目が見られる天目茶碗。大きさに比して手取りは重い。見込みに茶筅で刷ったような傷跡がわずかに見られ、実際に使用したものと考えられる。二重箱・挽家(曲物)・仕覆や包裂と文書が付属し、挽屋の蓋には「旭」の銘々および「宗左」の署名と花押が書き付けられ、紀伊藩10代藩主徳川治宝(1771~1852)や11代藩主斉順(1801~46)に仕えた、表千家10代宗匠吸江斎(1818~60)が記したmものと考えられる。紀伊徳川家より下賜され、紀美野町小畑の造り酒屋・谷口家に伝来した。

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