剣 無銘

名称ふりがなけん むめい
大分類工芸
員数1口
材質鉄製鍛造
法量まとめ刃長32.8 刃幅2.0
時代戦国
世紀16
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 両刃造の剣で、中ほどがわずかに細くなり、鋒には若干のふくらみがある。地鉄は目のよく詰んだ小板目肌とし、刃文は中直刃で、わずかに湾れる。茎は裾がかなり細くすぼまった形で、目釘孔は2つ、茎尻は栗尻である。上湯川村(有田川町)の小領主で、日光社の祭祀に深く関わった小松家に伝来し、修験道祭祀において用いられた可能性が高い。

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