平維盛坐像

名称ふりがなたいらのこれもりざぞう
大分類彫刻
員数1軀
材質木造
法量まとめ像高18.6
時代江戸
世紀19
元号文政7
西暦1824
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 束帯姿で笏を執る貴族男性の像で、繧繝縁の台に牡丹文の縁の上げ畳を置いて座る。寄木造で古色仕上げとする。框裏墨書や付属する小位牌により、文政7年(1824)に平維盛像として、高野山小田原大仏師・市左衛門が造像したことが分かる。厨子とそれを納める箱が付属し、平家落人伝承により平維盛の末裔として、上湯川村(有田川町)の支配に関わってきた小松家に伝領されてきた。

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