琴高仙人図
名称ふりがな | きんこうせんいんず |
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大分類 | 絵画 |
員数 | 1幅 |
作者 | 徳川斉彊 |
材質 | 紙本墨画淡彩 |
法量まとめ | 縦77.7 横41.5 |
時代 | 江戸 |
世紀 | 19 |
寄贈・寄託者名 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 紀伊藩12代藩主・徳川斉彊(1820~49)が描いた琴高仙人図。琴高仙人は、中国・戦国時代の趙の人。琴の名手で、仙術を学び、鯉を乗りこなしたという。日本では、室町時代以降描かれ、人気のあった画題である。本図は、余白を広くとった画面に、鯉に乗る琴高仙人を描く。墨を主体として、仙人の顔や鯉の体に代赭、衣や波に藍を淡く施す。表背と収納箱の小口には、紀伊徳川家旧蔵品であることを示す蔵品票が貼られている。 |