梅花道人集

名称ふりがなばいかどうじんしゅう
大分類書跡
員数1冊
作者野呂介石
材質紙本墨書
法量まとめ縦23.4 横16.0
時代江戸
世紀18
元号天明3
西暦1783
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 紀州三大文人画家の一人・野呂介石(1747~1828)が、中国・明代の文人画家/呉鎮(1280~1354)の詩を書写した稿本。装丁は袋綴冊子装で、清代に流行した康煕綴とする。表紙と裏表紙の包紙は桃色蝋箋で、卍繋ぎ文に唐花や霊芝をあしらう。跋文には、介石が京の篆刻家・高芙蓉(1722~84)を訪ねたところ、木村蒹葭堂(1736~1802)が集めて池戴本(池大雅か)が評定した元の四大家の詩集があったので一日中書き写したと記される。紀伊藩の御典医を務めた郭家旧蔵品.

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