山水図(倪瓚詩意)

名称ふりがなさんすいず
大分類絵画
員数1幅
作者野呂介石
材質紙本墨画淡彩
法量まとめ縦131.1 横42.6
時代江戸
世紀18
元号寛政3
西暦1791
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 紀州三大文人画家の一人・野呂介石(1747~1828)が描いた山水図。樹木に施された藍、茅屋の屋根や点苔に用いられた代赭の色彩は透明感があり爽やかで、清朝絵画の強い影響を窺わせる。款記によると、中国・元末四大家の一人・倪瓚(1301~74)の詩「寄熙本明二首 其一」によって制作した「詩意図」で、寛政3年(1791)12月、介石45歳の作であり、紀州の文人画家・桑山玉洲(1746~99)のために本図を描いたことが知られる。

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