和歌浦小巻

名称ふりがなわかのうらしょうかん
大分類絵画
員数1巻
作者桑山玉洲
材質紙本墨画淡彩
法量まとめ縦15.3 横256.7
時代江戸
世紀18
元号寛政10
西暦1798
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 和歌浦の風景を描いた小画巻。巻末の款記に、「戌午終日冩於隺跡園/桒嗣燦」とある。これは、紀州三大文人画家の一人・桑山玉洲(1746~99)が、寛政10年(1798)秋、玉洲53歳の最晩年に、アトリエである鶴跡園で制作したことを示す。遠近感は控えめに右から左へ、北から南へ鳥瞰した和歌浦の景を展開させる。玉洲の真景図の中では、ややタッチが粗い。

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