葵紋長持

名称ふりがなあおいもんながもち
大分類歴史資料
員数1棹
材質木製
法量まとめ幅168.0 奥行77.0 総高78.0
時代江戸
世紀19
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 本体の長側面の正面・背面の中央と蓋の上面の中央に、三つ葉葵の家紋がある長持。一般的な大きさ(幅8尺5寸・奥行2尺5寸)に近い白木製で、錠を備えた被せ蓋があり、長端部には棹を通すための金具がある。正面の葵紋の左側に、「西浜御殿/御納戸」の墨書があり、紀伊藩10代藩主・徳川治宝(1771~1853)ゆかりの西浜御殿の御納戸方にあった可能性がある。昭和47年(1972)に、国立国会図書館が東京都千代田区永田町に旧藤井ビルの敷地を取得した際、旧藤井ビル内に収蔵されていたこの長持が寄贈されて、国立国会図書館の所蔵となり、平成30年(2018)に和歌山県立博物館へ移管された。 

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