南紀男山焼 染付陶器場図筒花生

名称ふりがななんきおとこやまやき そめつけとうきばずつつはないけ
大分類工芸
員数1口
作者崎山利兵衛
材質南紀男山焼
法量まとめ高さ24.7 口径11.7 底径11.9
時代江戸
世紀19
元号慶応4
西暦1868
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 南紀男山窯の作業場全景を側面に描いた作品で、胴の側面には、斜面に築かれた長い屋根のある連房式登窯をはじめとして、製陶の工程にかかる様々な建物などが表されている。口縁には雷文、裾には雲形文がそれぞれ巡らされている。底面には、慶応4年(1868)の崎山利兵衛による漢文の染付銘が記されているが、「謹携拙製上瑶台」という文面から、開窯40 年を記念した献上品であることがうかがわれる。

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