徳山宣鑑禅機図

名称ふりがなとくざんせんかんぜんきず
大分類絵画
員数1幅
作者狩野興碩
材質絹本著色
法量まとめ縦64.8 横37.0
時代江戸
世紀18
寄贈・寄託者名和歌山県立博物館
解説 紀伊狩野4 代目の狩野興碩政信(?~ 1751)の画に、主山無住という僧が着賛した禅機図。中国・唐代の禅僧・徳山宣鑑(780 ~865)が、竜潭崇信が紙燭の火を吹き消した時に忽然として大悟し、竜潭の弟子となったという故事を描く。図は薄闇の中、水辺の庵に2人が佇み、まさに竜潭が紙燭の火を吹き消さんとする場面である。

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