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山水図
名称ふりがな | さんすいず |
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大分類 | 絵画 |
員数 | 1幅 |
作者 | 野呂介于 |
材質 | 紙本淡彩 |
法量まとめ | 縦137.4 横58.9 |
寄贈・寄託者名 | 和歌山県立博物館 |
解説 | 野呂介石の養子となって跡を継いだ野呂介于(1777~1855)による山水図。近景と中景の士坡にそれぞれ数本の大木を密集させる構図は、他の作品にも同様の傾向がうかがわれる。木々の間に人家も見られるが、近景・中景・遠景が微妙に連続しているため、あまり奥行きは感じられない。木の幹や岩の一部に、控えめに代赭を用いたり、遠景の山裾をあらわにしたりしないところも、介于の作品によくみられる特徴である。題句に「此中漫道稀人到/萬樹丹黄掩一村」とあり、介于自作の詩の一部を転用したものと思われる。款記は「介于陳人寫」と記され、白文方印「呂隆忠印」が捺され、他に遊印「雲霞吾衣」(朱文長方印)が画面左下にみられる。 |
テーマ | 海 |